小林源文サイト

お知らせ・新刊情報

『超空の決戦5』田中光二


catshitone1

<3>

アパッチの同じ構図に近い写真を探し、出来るだけ細部を描きます。

一番手前が人間なのでアパッチより、こちらの方を細かく書きます。
何故なら近いほうをハッキリとさせれば遠近感が強く出るからです。
二番目がアパッチです。三番目は90式戦車です。

遠いものは筆で、近いものはツールをペンにして細部に手を加えます。これが重要です。仕上げ前に一度フォトショップに変換して、色の調子を見ます。
明る過ぎないか、暗さな・・・色調補正のレベル補正やバリエーションで調整します。暗過ぎず明る過ぎず・・・・色合いも適当に・・・・これは調整しません。

これでペインターに変換してライフルなどの資料を探して、細部を調べ・・・・銃剣突撃なので銃剣の白刃の具合なども注意します。もちろん手の指なども同様です。銃を持ったときの肩の上がり具合など、人間の表情も大事な要素です。絵の世界は深いです。
勉強にも終わりがないです。
(あまり勉強しませんでしたが)

タイトルロゴがへりに被りますが、
その部分も最初から承知して書き上げました。
これで出来ががりです。


Copyright(C) 2012 Motohumi Kobayashi All Rights Received.